電気工事士法
スマートスイッチ・リレーの設置と電気工事士の資格
最終確認日:2026年10月12日(公式情報・法令を確認)
照明の壁スイッチをスマート化する製品には、壁に貼り付けて物理的に押すタイプと、壁内の配線に接続するタイプがあります。後者は電気工事士の資格が関係します。
法律の定め
電気工事士法第3条第2項は、第一種または第二種電気工事士でなければ、一般用電気工作物等に係る電気工事の作業(保安上支障がないと認められる作業として省令で定めるものを除く)に従事してはならないと定めています。
資格がなくてもできる「軽微な工事」
電気工事士法施行令第1条は、資格の対象外となる軽微な工事を列挙しています。家庭で関係しそうなものは次のとおりです。
- 電圧600ボルト以下で使う差込み接続器、ねじ込み接続器、ソケット、ローゼットその他の接続器、またはナイフスイッチ、カットアウトスイッチ、スナップスイッチその他の開閉器に、コードまたはキャブタイヤケーブルを接続する工事
- 電圧600ボルト以下で使う電気機器(配線器具を除く)または蓄電池の端子に電線をねじ止めする工事
- 電鈴、インターホン、火災感知器、豆電球などに使う小型変圧器(二次電圧36ボルト以下)の二次側の配線工事
壁の中を通る屋内配線(ケーブル)をスイッチやリレーにつなぐ作業は、この列挙とは別の作業です。自分の作業が該当するか判断できない場合は、有資格者や電気工事業者に確認してください。
メーカーの注意書き
SwitchBot リレースイッチ1の製品ページには、本製品の設置には「電気工事士」の資格が必要で、専門の業者または有資格者に施工を依頼するよう明記されています。同製品はMatterブリッジ機能に対応し、接続したSwitchBotのBluetoothデバイスを最大2台までMatter対応デバイスとして利用できるとされています。最大出力電流はAC 6A、DC 6Aです。
工事を伴わない選択肢
| 方法 | 仕組み | 確認点 |
|---|---|---|
| スマートプラグ | コンセントと家電の間に差し込む | 定格(例:SwitchBot プラグミニ(JP)は定格電力1500W、最大15A) |
| スマートリモコン | 赤外線リモコン付きの照明・エアコンを操作 | 照明が赤外線リモコン対応か |
| 押しボタン型ロボット | 壁スイッチを物理的に押す | スイッチの形状・貼り付け面 |
購入先・相談先の選び方
配線工事が必要な製品は、電気工事業者に見積りを依頼し、作業者が電気工事士の資格を持っているかを確認します。賃貸住宅では工事の前に貸主・管理会社の承諾が必要かを契約書で確認してください(賃貸でできるスマートホーム)。工事代金のトラブルは消費者ホットライン「188」が相談先です。
関連ページ
出典
いずれも2026年10月12日に確認。価格・仕様・対応機種は変更されることがあるため、購入前に各公式ページで最新情報を確認してください。
- e-Gov法令検索「電気工事士法」
- e-Gov法令検索「電気工事士法施行令」(第1条 軽微な工事)
- SwitchBot公式「SwitchBot リレースイッチ1」製品ページ
- SwitchBot公式「SwitchBot プラグミニ(JP)」製品ページ
- 消費者庁「消費者ホットライン(188)」
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